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 将来心理カウンセラーを本業にしたいと考えている人にとって気になるのは、「独立して食べていけるのだろうか」ということではないでしょうか。

 心理カウンセラーの多くは、クリニックの非常勤または個人事業主やフリーランスとして働いています。「本当に独立できるのだろうか」「収入が途絶えてしまったらどうしよう」「自分にカウンセラーの仕事は務まるのだろうか」など、悩みは尽きないでしょう。

 将来に対する不安を解消するには、まず心理カウンセリングや心理カウンセラーを取り巻く現状について理解することが大切です。本記事では、これらの情報について、私の経験を交えながら説明します。

心理カウンセリングって?

 心理カウンセリングとは、相談者の抱えている心の悩みや不安の解消を目的に行われる助言・支援のことです。

 心理カウンセリングを行う人のことを「心理カウンセラー」と呼びます。心理カウンセラーの役割は、専門知識や技術を持って相談者の悩みの本質を理解し、相談者の不安やストレスを和らげるとともに、相談者が問題の解決策を見つける手助けをすることです。

心理カウンセリングは人生経験を活かせる仕事

 「過去の自分と同じように悩みを抱えている人を助けたい」という想いから、心理カウンセラーになる人も少なくありません。「かつての自分」をお救いたいと思うのかもしれませんね。

 生きづらさや自己肯定感の低さに悩まされてきた体験は、相談者さんの気持ちを理解し、相談者さんとの信頼関係を築くのに役立ちます。人生経験を活かせることは、心理カウンセリングの魅力の一つと言えるでしょう。

心理カウンセリングをするのに資格が必要?

 日本では、特別な資格を持たなくても心理カウンセリングを行えます。けれども、資格を持っていた方が社会的な信用を得やすいですし、活躍の場が広がります。

 心理カウンセリングに関する資格は、国家資格と民間資格をあわせると10種類以上あるといわれています。主なものを以下にご紹介します。



【カウンセリング関連の資格(一部)】

国家資格民間資格
・公認心理師
・精神保健福祉士
・社会福祉士
など
・臨床心理士(民間資格)
・産業カウンセラー
・上級心理カウンセラー
など

充実してきたオンライン心理カウンセリングの現状!

 現代はストレス社会とも言われています。それを象徴するのが、いわゆる“心の病気”を発症する人の増加です。

 厚生労働省が3年ごとに実施している調査によりますと、1996年にうつ病や躁うつ病などの気分障害を発症した人は、43万3,000人でした。それが2017年には127万6,000人と、およそ3倍に増加しています。
・参照:『平成30年版 厚生労働白書』

 精神的な不調は、企業においては生産性の低下を招くほか、メンタルヘルスにかかる医療費の増大、不登校など社会の不安定さにつながります。こうした現状を改善するために注目される職業の一つが、心理カウンセラーです。

心理カウンセラーの国家資格が誕生

 2015年9月9日に、「公認心理師法」が成立しました。この法律によって誕生したのが、公認心理師という国家資格です。

公認心理師は、「国民の心の健康の保持増進」を目的とし、
・相談者の心理状態の観察と分析
・相談者やその関係者に対する助言や指導
・メンタルヘルスに関する教育とその普及
といった役割を担っています。
・参照:『公認心理師法概要』

 公認心理師は、心理カウンセラーとして働く上で信頼を得る有効な国家資格と言ってもよいでしょう。公認心理師という国家資格が誕生したことは、心理カウンセラーの社会的地位を高めるとともに、専門的な知識や技術を持ったカウンセリングの必要性を物語っています。

ポストコロナで広がるオンライン心理カウンセリング

 新型コロナウイルス感染症の流行は、これまでの社会生活を大きく変え、メンタル的なダメージを受けたり、ストレスを抱えたりする人の増加を招きました。また、リモートワークが急増し、オンライン上でのコミュニケーションツールが次々と誕生したのも、人との接触が制限された結果と言えるでしょう。

 こうした変化は、オンラインカウンセリングが発達するきっかけにもなったと言えるでしょう。インターネットを通じてカウンセリングを提供するサービスはいくつもあります。

 心理カウンセラーがオンラインカウンセリングを比較的容易に始めるには、以下の2つの方法が考えられます。
・大手オンラインカウンセリングサービスの登録カウンセラーになる。
・スキルシェアマーケットやオンライン講座のプラットフォームを利用する

大手オンラインカウンセリングサービスに登録する

 オンラインカウンセリングサービスとは簡単に言うと、心理カウンセラーと相談者をつなぐプラットフォームのことです。

 登録心理カウンセラーとして審査を通過・合格するなどしてカウンセラーとして登録すると、自分のプロフィールがサイト内に公開されます。そして、サイトを訪れた人がそのページを見て興味を持った場合、相談相手として選んでもらえる可能性が高くなります。

 心理カウンセラーの登録条件は、各オンラインカウンセリングサービスによって異なりますが、
必ずしも公認心理師や臨床心理士資格を必須条件に入れていないところもあります。詳しくはそれぞれのホームページで確認できます。

スキルシェアマーケット・オンライン講座のプラットフォームを利用する

登録は簡単、3ステップのみ!無料会員登録はこちら

 スキルシェアマーケットとは、特定のスキルを持っている人とそのスキルを必要とする人を結ぶプラットフォームのこと。スキルマーケットは、プログラミングや翻訳、占いなどさまざまなスキルを対象としていますが、カウンセリング(お悩み相談)もポピュラーなジャンルの一つです。

 私は、ココナラというプラットフォームを利用しています。出品サービスやプロフィールは自分で作成する必要がありますが、心理カウンセラーとして登録するのに特に条件はありませんので、実績ゼロでも始められます。

また、
・決済機能やアプリ・電話などによる通話・メッセージ機能などカウンセリングに必要な機能がある
・ココナラ内での広告機能の活用などのサポートを受けられる(有料)
など、心理カウンセリングサービスを提供するのに十分な環境が整っていますので、心理カウンセラーの第一歩を踏み出す方法としておすすめです。

オンライン心理カウンセラーになるメリット!

 心理カウンセリングで食べていこうと考えたら、オンラインを使ったカウンセリングをおすすめします。

その理由は、以下の4つ。
①自由な働き方の実現(稼働時間の設定自由度の高さ)
②多くのクライアントに対応できる
③在宅ワークとして最適(自宅でも可能)
④圧倒的な低リスクで始められる(ほとんど準備に資金がかからない)

①自由な働き方の実現

 オンラインカウンセリングで必要なのは、インターネットができる環境とデバイスのみ。これさえあれば、時間と場所に縛られずに働けます。「自由に働きたい」と考えている人にとって、まさに理想的な働き方ではないでしょうか。

②多くのクライアントに対応できる

 時間と場所に縛られない働き方は、対象となるクライアントの幅も広がることを意味しています。直接対面の場合は、時間と場所を指定する必要があることから、地理的にも時間的にも制限があります。その点インターネットを使ったカウンセリングを展開しているオンライン心理カウンセリングは、日本全国は言うに及ばず、海外に住んでいる方(在外邦人)も対象にできます。

 多くのクライアントに対応できるということは、クライアントを得やすいという利点とともに、一人でも多くの人の役に立てる可能性が高まるというメリットがあります。

③在宅ワークとして最適

自宅にいながら仕事ができて、しかもある程度のお金を稼ぐことができたら理想ですよね。

 小さな子供の世話をする方、柔軟な働き方や在宅ワークを考えている人にとっては大きなメリットになるのではないでしょうか。

④圧倒的な低リスクで始められる

 心理カウンセラーは、副業でも始められます。つまり、副業が軌道に乗るまで本業を続けるという働き方ができる点において、低リスクで始められるということです。また、オンライン心理カウンセラーなら、スマホとPCさえあれば仕事ができてしまうので、初期費用がほとんどかかりません。これも低リスクで始められる理由と言えるでしょう。

オンライン心理カウンセラーのデメリット

 オンライン心理カウンセラーには、メリットともに以下のデメリットもあることを覚えておくとよいでしょう。
①コミュニケーション上の制約がある
②収益化に工夫とコツが必要
③1人で全てに対応する必要がある

①コミュニケーション上の制約がある

 オンラインカウンセリングでは、相談者さんのリクエストによって顔を出さずにカウンセリングを進めることがあります。そうすると、相手の顔が見えず、直接面談よりも反応を把握しにくくなります。相手が何を考えどうしてほしいのかを見極めることが、カウンセラーにとって不可欠なことですが、コミュニケーション上の制約が障害になる可能性があります。この場合は、声や空気感に敏感になるなど、相手を理解する工夫が求められます。

②収益化に工夫とコツが必要

 会社に勤めることなく自力で心理カウンセラーとして活動する場合は、カウンセリングの腕を上げるだけでなく「どうやって稼ぐか」ということについても考える必要があります。

 心理カウンセラーとして独立した場合は、カウンセリングで得た収入から経費や手数料を差し引いた分が、自分の収入となります。やりくりについて深く考えずにカウンセリング料金を適当に設定してしまうと、がんばっても収入が増えず、最悪赤字になってしまうかもしれません。また、継続して利用してもらえるようなサービスを提案するなど、収益化に結びつく工夫が常に必要でしょう。

1人で全てに対応する必要がある

 フリーランスには自由に働けるというメリットがありますが、裏を返すと自分自身でマルチタスクな対応が必要であるということを意味しています。 サラリーマンであれば、給与計算や仕事の獲得などは他の担当者がしてくれるので、目の前にある仕事に集中できます。けれどもフリーランスは、スケジュールの管理から案件の獲得、見積書の発行、クレーム処理など基本的に一人でする必要があります。

 大手カウンセリングサービスや、スキルシェアマーケットなどのプラットフォームを利用すれば作業の軽減も可能ですが、カウンセリング以外の仕事もしなければならないという点では多少の負担を感じるかもしれません。

オンライン心理カウンセラーで食べていけるかどうかはあなた次第

 「独立したら食べていけるかどうか」という不安は、誰でも持っています。けれども、その答えは自分で見つける以外に方法はありません。たった一つ言えるのは、心理カウンセラーになるのを諦めることも、食べていこうと決めるのも、あなた次第だということです。

 私がオンライン心理カウンセラーになったのは、会話を通じて人を救い社会に貢献したいと思ったのがきっかけでした。学生時代に、ある人の悩みを聞いて何となく口をついて出た言葉に対して、その人から、「あの一言で、目の前がぱあっと明るくなった!」と言われたことで、言葉の力を実感したのです。その後国家公務員として働き、仕事上人と話す機会が多かったのですが、マンツーマンで話す時の言葉の力に圧倒された経験も、心理カウンセラーになることを後押ししました。

 心理カウンセラーになろうと決めた時は、不安だらけでした。けれども、不安以上に「人の役に立ちたい」という気持ちが強かったのです。現在は心理カウンセラーとして日々活動していますが、これまでの人生経験が、まるでこの時のために全てあったかのように感じてなりません。心理カウンセリングを通じて、さまざまなお悩みに対応できる「価値」を持っていることを実感・体感する毎日に、とてもやりがいを感じています。

 カウンセリングに興味を持っているのなら、オンライン心理カウンセラーを働き方の一つの方法として選択肢に入れてほしいと思います。年齢制限はありませんし、現在ではスマホ、PC一つで完結するシステムが整っていて、開業するハードルが低くなりました。

 当サイトでは、あなたが心理カウンセラーとして活躍できるように、以下の3つのポイントに絞ってより深堀りした情報をお伝えしています。興味があったら該当する記事を読んでくださいね。

ポイント①:開業心理カウンセラーとしてのマインドセットを理解する
ポイント②:集客の具体的方法とトラブルの未然防止対策を理解する
ポイント③:心理カウンセラーとしてのスキルアップの方法を理解する

あなたが心理カウンセラーとして活躍することを、心よりお祈りしています!

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